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星の名前

夜空を見上げると、たくさんの星があるでしょ。
その星のひとつひとつにもちゃんと名前があるんだ。
それは下界の人間がその星を見つけてくれた証拠なんだって。

いつしか、夜の空でも、人間がつけた名前でぼくら呼び合うようになったんだ。

だけど…だれも僕を呼んではくれない。
そう、だれにも見つけてもらえなかった星だから…。
僕には名前がない。

僕は下界に向かっていっぱい叫んだんだ。
「僕だっているんだよー」って。
でも、だれも気がついてくれないんだ。
僕はだれかに気がついてほしくてたまらなかった。
だって、僕はここにいるんだもの。

そんなある日、一人の人間が僕を見つけて、僕に名前をつけてくれたんだ。
それはもう、僕はとてもとてもうれしかった。
その人間に感謝し、その日から、僕はその人間を見守ろうって決めたんだ。

なのに…その人間は僕を見つけた事をまわりの人たちにえらく自慢して、
「あの星は僕の星だ。僕の名をつけたんだ」
なんて、言いふらして、まるで偉そうなんだ。

僕は悲しかったよ。
だって、僕は僕だ。だれの星でもない。

そして、名前なんて形でしかないんだと僕は気がついたんだ。
やっと、僕に名前ができて、みんなと一緒になれたけど、何ひとつ変わらなかった。
僕は…僕は…僕が、探さなくてはいけなかったんだ。
そう思うと、僕の心は少しふんわりと軽やかになった。
僕はずっと、だれかに道を作ってもらうことばかり考えていた。

本当は、僕の力で未来を作れるのだ。
失敗するかもしれない。ころぶかもしれない。
それでも可能性は僕の中だけに、うまっている。そう思うと僕は自然とキラキラと輝いた。




今日やっと、公募しようと書いていた童話を出品することができました。
まだまだ、駄作やなぁ~っと自分でも思いますが…。
自分の中にある気持ちや世界を少し描けたような気がしてそれなりに達成感はあったりします

でっ、久々にさっき思いついたお話をインシュピレーションで書いてみました
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