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太陽君は、あまぐもちゃんのことがあまり好きではありませんでした。
だって、あまぐもちゃんは太陽君の邪魔ばかりするんだもの。

今日も、突然やってきたかと思うとあまぐもちゃんは、太陽君を隠してしまい、
ザァーザァーと雨をふらしました。

「真っ暗だなぁ~。」

太陽君は、真っ黒な雲に包まれ、ご機嫌斜めです。

雨雲ちゃんは困ってしまいました。
だって、雨を降らすのは、自分の仕事なのだもの。

空の下の人たちが口々に
「雨だぁ~。」
と、見上げた顔はとっても嫌な顔をしています。

だけど、木々や花や植物たちは空をみあげ
「ありがとう。」
とほほ笑むのです。
だから、あまぐもちゃんも、自分のお仕事に誇りをもっていました。

う~ん、でも、いつも、太陽君のご機嫌が悪いのは、
とってもとっても、あまぐもちゃんは悲しく思っていたので、
太陽君にある提案をしてみました。

「ねえねえ、私はあなたの邪魔をしないで、
雨を降らしてみようと思うんだけど。」

不思議な顔をして太陽君は
「ぼくが、ここにいていいってこと。」
と、たずねました。
「うん、そうだよ。」
雨雲ちゃんが、そう言ったので、
太陽君はうれしそうに真っ赤かになって笑いました。

「ほら、雨を降らすよ。」

雨雲ちゃんの合図で、
地面めがけて、雲から雨がおちてゆきます。

「うわぁ~っ。」

あまりの勢いと、一生懸命な顔をして雨をふらす雨雲ちゃんにビックリして
太陽君は声をあげました。
だけど…。
空の下の人たちは、それをみてガッカリ顔です。
太陽君もなんだか悲しい気持ちになりました。

だけど、あまぐもちゃんは嫌な顔せず、必至で雨をふらしています。

空の下の草木や花が、根にそれを吸い込み、
憂いだ顔をみて、あまぐもちゃんはニッコリ微笑んでいます。
太陽君はなんだかうれしい気持ちになりました。

太陽君はグングンと光を発しました。
雨雲ちゃんもザァーザァーと雨を降らしました。

すると…
空の下から大きな歓声が起こったのです。

「うわぁ~っ。」
「きれいだね。」「きれいだね。」

人々は口々にいい、笑顔をあげました。

太陽君とあまぐもちゃんは顔を見合せました。
だって、
目の前にはみたこともない大きな七色の橋がかかっていたのだもの。
とっても、とっても、きれいな橋です。

「君の水滴に、僕の光が反射したんだね。」
目をまん丸にした太陽君がいうと、

「あれは、ひとりでは作れないものだね。」
と、雨雲ちゃんは笑いました。

それから、
ふたりはとっても仲良しになりました。

たまに、ケンカもしちゃったりするんだけどね。
そんな時には、ふたりで七色の橋をたてるんです。
すると、不思議と仲直り。
空にかかるあの七色の橋は、太陽君と雨雲ちゃんの仲直りのしるしなんですよ。




お久しぶりです…また、放置ぎみになってしまいました…(汗)
拍手を押していただいた方々、ありがとうございました
しかも…この更新の童話もかなり前に描いたものだったりして。。。

また、ゆっくりだけど、更新していこうと思ってます♪
ではでは。
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コメントの投稿

Private :

ヒロヒロさんの童話、好きです。
ほんわかとあったかくなります。
虹は、仲良しの印かー!
今度 虹を見る時は、違った角度から、見えそうです。

パチパチパチ~♪

ヒロヒロさん とっても 素敵なお話ですね~!
たしかに あのきれいな虹は 一人ではつくれませんものね(^ ^)
「わたしが邪魔な雨雲ちゃんだとおもっている人は だれかな?」
「わたしはだれの雨雲ちゃん だれの太陽くんになれるのかな?」
いろんなことを考えさせてくれるお話です

No title

>コメントありがとうです

*ぴーさんへ*

ありがとうございますv-411
ヒロヒロの童話をぴーさんに気にいってもらえて、
めっちゃうれしいです♪

「虹」ってある意味、奇跡的ですよね。
そして、共同作業なような気もするんです。
太陽と雨雲って一見、仲が悪いように見えて、
でも、ときに共同作業で奇跡を起こしてしまう。
実は、とっても、仲良しなのかもしれないなv-343
少し長い物語だったのに読んでくれてありがとうでした。
                      by ヒロヒロ
  • 2008-11-16(13:53)
  • ぴーさんへ URL
  • 編集

No title

>コメントありがとうです。

*たびたまさんへ*

拍手してくれて、ありがとうでしたv-410

このお話は本当にかなり前に描いたもので…、
この時、どんな感情だったのかは定かじゃないんだけど。
一人でできない事が違う性質をもつものが、二人だと素敵な奇跡をうめるって本当に素敵なことだなって思います♪

>「わたしが邪魔な雨雲ちゃんだとおもっている人は だれかな?」
「わたしはだれの雨雲ちゃん だれの太陽くんになれるのかな?」

ヒロヒロもたびたまさんの言葉を読んで、少し考えました。
自分にとってそれが都合のいいものか、都合がよくないか、
それで、ついつい人を図ってしまっているのかもしれないなと…。
また、勉強させられましたv-278
                  by ヒロヒロ
  • 2008-11-16(14:02)
  • たびたまさんへ URL
  • 編集

No title

大変素晴らしいお話です。
雨上がりの、虹は、実に綺麗です。太陽がなければ。七色すべてはないですし、森羅万象は、太陽のおかげと感謝したいです。しかし虹の橋を渡って、太陽までいけるかも・・・
ロマンでした。!

No title

私は太陽が女の子で雨雲が男の子のイメージだったので、逆だったのが意外でびっくりしました(・・;)
仲直りのしるしだなんてステキですね♪
虹ってきれいで大好きなんですけど、これからはもっと好きになれそうですv
  • 2008-11-19(22:14)
  • あゆ☆(^^*) URL
  • 編集

No title

>コメントありがとうです

*荒野鷹虎さんへ*

太陽がなければ、ただ雨は雨だったけど、太陽がいるから、
虹ができた、そういう奇跡って素敵だなって思いますv-411
ふたりが出会わなかったら、きっと、見ることのなかった景色なんだと思います。
そっか、虹が出る日には、太陽に会いにいけるかもしれませんねv-343 子供のころ、本当に虹を追いかけようとしたことのあるヒロヒロです←子供のころから微妙に痛いやつ(笑)
子供のころは本当に渡れるように思ってたのカナ?
だけど、虹を渡るって表現だなって思います♪
ヒロヒロの童話読んでくださりありがとうございます。
                        by ヒロヒロ

  • 2008-11-20(23:39)
  • 荒野鷹虎さんへ URL
  • 編集

No title

>コメントありがとうです

*あゆさんへ*

男の子と女の子の分け方…あんまり深く考えてなかったです(汗)
だけど、不思議とヒロヒロの中では太陽は男の子のイメージです。
なんでだろう。太陽は強く元気でやんちゃなやつなんでは?と勝手にヒロヒロの想像ではそんな感じです。
雨雲はおとなしく優しい子なんじゃないかと…みんなに嫌な顔をされても自分の仕事をちゃんとしているからv-410←もう、ヒロヒロの妄想でしかないんですけどねん♪

ありがとうですv-344 
そう言う風に言ってもらえると、描いてよかったな~。
読んでくれてうれしいなって、すごく感じます♪
              by ヒロヒロ
  • 2008-11-20(23:47)
  • あゆさんへ URL
  • 編集

うわ~、すごい感動です!!!
ヒロヒロさんの童話、私、本当に大好き^^
これ、本当に絵本にしたいなぁ。
是非、イラストも描いて、実現させてほしいです!!!!!

>コメントありがとうです

*Megiさんへ*

ありがとうです♪ Megiさんに気にいってもらえてうれしいですv-411

絵本はちょっと難しいけど…表紙的なものを書いてアップしようと思ったら容量が重すぎて無理でした…(汗)
時間があるときに少し小さめなもの用紙に描いてまた、アップできればなって思ってます。
でも…ヒロヒロは絵が上手じゃないので、ご期待には答えられないかも…絵を描くのは大好きだけど、子供のお絵かき的なものなので(汗)
            by ヒロヒロ
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